東京オペラシティ リサイタルホール / 18:30 July 31 1997
竹松舞さんのCDデビューを記念してのコンサートが1997.7.31に開催されまし た。そのときの模様と感想です。
コンサートは、昼の部、夜の部の2回が行われました。勤め人であるひらたは、 当然のごとく、夜の部にしか、聴きにいけませんでした。職場を早めにきりあ げて、会場にはなんとか滑りこみセーフ!座席は7割くらい埋まっていました。
扉から奥のホールに演壇にむかって左手、後から2列目に座りました。ちょっ とスピーカの配置と音量には不満を感じました。
まずは、司会の男性の方が挨拶&プロフィール紹介。本人は結構緊張している とのこと。また、最前列は昼の部と同じ顔だといっていました。。。
竹松舞さんがやっと登場。 演目は、前半は 「泉」、「コンサートエチュード」、「アラベスク 第一番」、 「ファイヤーダンス」、ヒンデミット「ソナタ」まで。このうち、ヒンデミッ トのソナタは、CDにない、初お披露目曲。まだ完成していませんが、コンサー トには、ということで演奏されました。ちょっと緊張していたようにも思えま したが、曲がすすむにつれて、演奏がなめらかになり美しい調べを奏でていま した。CDで聴くよりもそれぞれの曲の表現が豊かになっているように思います。
衣裳を換えて、再び登場、後半が始まりました。後半は、沢田穣治(Cb)、 提祥作(Hp)、神田佳子(Per)の御三方とともに演奏。サルツェード「タンゴ」、 パッヘルベル「タンゴ」、そして「エンジェル」。ハープとのアンサンブル というものは聴いたことがなかったので、果してどんなものかな、思ってい たのだけど、なかなかよかったです。あまり練習していないのか(シツレイ)、 節目節目で、なんとなく合せようというところが目立っているような気がしま したが、特に最後の「エンジェル」はそんなことも気にさせないくらい素晴し いものになっていました。
最後はアンコール曲に「小さなエピローグ」。1時間半くらいだったでしょう か。とても楽しいひとときを過すことができました。